反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

40cmカセグレン

自宅撮り三点

結局、スケアリングはまだ解決していないようです。 フラットナーも付けたのですが、バックフォーカスが 短いようで、効果が実感できていません。 色々と調整を進めてみます。 先日、自宅で撮影したものです。 画像処理も日々進歩しているところです・・・

NIGHTSCAPE 8300改造

あまり人気の無い、NIGHTSCAPE8300ですが、Asotomartで中古が安く出品されていたので、昨年入手しました。 やや、ソフトが入門者向けなのか簡略化されていて多少の不満はありますが、撮影に大きな支障はないと言いたいのですが、スケアリングがずれているよ…

HPに関する告知

今日は、私のHPに関する告知です。 私の「25cm反射望遠鏡の自作状況」は、その殆ど部分がJCOMのWebSpaseを利用しているのですが、本サービスが今月末で終了するのに伴い消えます。 データのバックアップはPCで保存しているので移転することはできるので…

新年あけましておめでとうございます

昨年は、真空蒸着装置の製作に全力で取り組み何とか完成させることができました。 これで、私のHPで掲げてきたプロジェクトも、一通り完成という状況になりました。 構想から14,5年も経ってしまいました・・・・ 途中、頓挫せずに良く続いたものだと、我なが…

40cm球面の製作(その9)

鏡中央側の改善が進まないので、研磨機の鏡の回転を遅くする改造を実施しました。 実は、研磨機は副鏡研磨用にターンテーブルの回転を速くす回せるように作ったので、主鏡研磨では回転が速く、回転が速いと鏡周の研磨が進むので中央が遅れる状況です。 汎用…

40cm球面の製作(その8)

砂目が抜けたので、球面に近づける作業に取り掛かりました。 現在、波面収差で1/2λ程度の面になっています。 現在のままで、徐々に球面に近づいているので、このままのストロークで様子を見ます。

40cm球面鏡の製作(その7)

その後、作業を続け艶出し作業の総時間は約11時間となりました。 鏡周の砂目はほとんど取れています(ピットがあるみたいですが)が、端から3cm程度内側から砂目が残っており、なかなかとれません。 セリウムを外側より供給しているので遅れているのか…

40cm球面鏡の製作(その6)

その後、鏡が室温まで冷めたので、艶出しを開始しました。 ピッチは全面当たりが出ている状態で、問題ないと思います。 ただ、鏡が重たい為か研磨圧が高いようで、ストロークがとても重い状態です。 また、研磨圧も高いのでセリウム切れでピッチが破損しては…

40cm球面鏡の製作(その5)

しばらく、間があいてしまいましたが、砂摺りが終了したのでピッチ盤を作りました。 ピッチ盤はシリコン製のグリットパッドを使って作りました。 やはり、そのままでは鏡とピッチ盤の当たりが不十分なので、型合わせを行います。 大きなタライにセリウムを塗…

40cm球面鏡の制作(その4)

ダイヤモンドホイルによるカーブ付けが完了したので、盤ガラスを使って摺り合わせを#80の砂から開始して、現在は#180で砂目を細かくしているところです。

40cm球面の製作(その3)

ようやく、カーブ付けが完了しました。 F3の球面鏡を製作するので、深さは約8.9mmとなります。 作業前より判っていましたが、表面近くに大きな気泡があります。 現時点では、表面に出てきていませんが、かなり際どい深さです。 まあ、出てきたら作業に支障の…

40cm球面の製作(その2)

ダイヤモンドカッターのダイヤ砥粒の摩耗・脱落が早かったのであまり削れませんでした、よって現在は、砥粒密度の高い電着のカップホイルを使って削っています。 #80でイメージ通りの削れが得られていますが、1個のホイルで完了できるわけではなく、ホイ…

40cm球面の製作開始

やはり、精度の良い平面鏡が必要であることが判ったので。 平面鏡を製作することにしました。 やり遂げられるか、ちょっと自信がありませんが・・・・ おや、タイトルは球面鏡になっているよ、とお気づきの方。 タイトル間違いではありません、平面鏡を製作し精…

オートコリメーションテスト

25cmカセも40cmカセもそうなのですが、アスがまだ残っています。 十字スパイダーの光条が縦横でビシっと一致しません。 そこで、星像テストで追い込みをするのですが、このところ晴れませんし、晴れてもシーイングの影響で安定した調整ができません…

駿台学園研磨研究会

蒸着装置の方でもご報告しましたが、7/22から7/24の3日間で開催された、研磨研究会にて、参加者の皆さんが磨かれた鏡の最終測定を担当し、3日間蒸着装置と掛け持ちでお手伝いをしてきました。 参加者皆さんの集合写真です。

火星と土星

火星と土星が日没後に南中近くに来ているこの頃。 自宅バルコニーでは、南中ちょい過ぎでお隣の3階屋上に沈んでしまいますので、惑星は高度が低いと短時間の観察になります。 機材は、昨日同様で25cmカセ+40cm用赤道儀+ToUcam 今日は、日没前から…

夏季連休に入りました

今日から夏季連休に入りました・・・ 今年は、自作の計画もなく、のんびり過ごします。 まずは、相模原市街地の自宅バルコニーに25cmカセ+40cm用赤道義+ST2Kで天体写真を久しぶりに撮ってみました。 市街地なので、光害により空が明るく条件は良くあ…

駿台学園 研磨研究会

今年も、7月24日から26日にかけて、北軽井沢にある駿台学園一心荘にて研磨研究会が開催されました。 私は、今回もRFTを持参して皆さんの磨き上げた(または途中の)鏡のフーコーテストを行ってきました。合宿で行うので深夜まで磨いている方や、懇親会や…

双眼鏡の張替え(その2)

合成皮が到着したので、早速作業に取り掛かりました。 まずは、型紙を作ります。 今回は養生テープで型をとります。 養生テープを切り貼りして、足らないところは張り足していけばOKです。 最後に、切り目を入れて、まとめて剥がします。 剥がした型紙が下の左…

双眼鏡の張替え

たぶん、15年くらい前に石川町のSLFで破格で購入した双眼鏡なんですが 革張りの部分がベトベトでぼろぼろになってきたので、とりあえず剥がしてみました。 結構強い粘着力ですがベトベトなので、苦戦しましたが何とかここまで綺麗になりました。 まだ粘着…

25cmカセの副鏡フォーカサー(その9)

昨日、星像で光軸の追い込みをしましたが、アスが残ってしまうのでレーザにて再度確認したら大幅に狂っていました。 主鏡、副鏡ともに大きくずれており、相殺する方向で何とかそれらしくなっているようでしたが、やり直しです。 これは、接眼部と主鏡の光軸…

25cmカセの副鏡フォーカサー(その8)

Arduino以外の部品を瞬間やネジ止めでケースに取り付けした後に、ラッピングツールで配線をやり直しました。配線後、電源をつないだところ動作せず・・・またまた、LCDの電源配線が逆でした。 配線を修正して、無事に動作しました。 今回は、電源電圧表示も追加…

25cmカセの副鏡フォーカサー(その7)

副鏡フォーカサーのコントローラケースを加工したので、部品を組み込んでいるところです。 ケースの横にあるのは、バルサ材と瞬間接着剤・・・・ ラジコン作っていた訳ではありません 実は・・・ 部品を取り付けるためにバルサ材をカッターで切って、瞬間接着剤でく…

25cmカセの副鏡フォーカサー(その6)

本日は、昨日アルマイト処理した部品の組立てを行いました。 三脚の方位微調整部分です・・・これで完成! 外付けの極軸望遠鏡部分です・・・これで完成!! 25cmカセ副鏡フォーカサー部分です・・・配線しないと・・・

25cmカセの副鏡フォーカサー(その5)

本日は、社休日だったので家には私一人・・・・ そこで、ここ半年で溜まっていたアルミ部品のアルマイトを行う事にしました。 アルマイトは準備が結構大変なので、部品が溜まったらまとめて行うことにしています。 さて、今回の部品は 1.三脚の方位微調整用の…

25cmカセの副鏡フォーカサー(その4)

トップリングに仮に取り付けてみました。 トップリングは鉄製の角パイプを溶接して作ったもので、1mm程度のゆがみがあるので、スパイダーのホルダの底を削って現物あわせにて調整しました。 後は、フォーカサーのコントローラのケースを加工して、配線す…

25cmカセの副鏡フォーカサー(その3)

副鏡フォーカサー部分が概ね完成したので、鏡筒に仮組み込みすることにしました。 まずは、既存の副鏡を取り外します。 光軸を再現できるように、レーザで副鏡の光軸を確認しておきます。(レーザは取り付けたままです) 副鏡のセルも追加加工を行うので、鏡…

25cmカセの副鏡フォーカサー(その2)

副鏡フォーカサーの部品が揃ったので組み立て、およびARDUINO Microにつないで動かしてみました。 とりあえず、机上ではいい感じで動いています。 この次は、コントローラのケースを加工を行いますが、今回はアルミダイキャストのケースを加工して製作します…

25cmカセの副鏡フォーカサー(その1)

25cmカセグレンで撮影を始めていますが、ピントを合わせるのが面倒です。 室内からフォーカスを調整できるように改造することにしました。 改造方法は、40cmカセと同じように、副鏡を前後させる機構に改造します。 設計が完了したので、部品加工をこ…

25cmでテスト

最近は40cmカセグレンねたではなく、自作赤道儀の改良ねたになってしまっていますが、広い意味では40cmの機材ということでご勘弁願います。 自作の25cmカセで赤道儀の状態をテストしてみることにしました。 今後も40cm用の赤道儀に25cm…