反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

望遠鏡のドーム製作(その28)

昨日に続き、残りのシャッターレールを取り付ける作業を行いました。

一旦取り付け完了したところで、つなぎ目の段差が大きい箇所を調整したり、コーススレッドが折損した部分の修正とかを行い完了です。 木材にコーススレッドを打つ場合は締めすぎると頭がめり込むのでわかりますが、FRPは頭がめり込まないので、折れる時は折れてしまいます。 最後のインパクト打撃で頭がポロリと折れるので抜くこともできず隣に打ち直ししました。

シャッターレールを取り付けてシャッターレール幅が確定したところで、図面通りに仕上がっているか寸法確認です。 前側で5mm程度広く、後ろで20mm広い状況、ハの字になっています・・・幅調整はネジを外してシムを挟むなどで対処できるのですが。

何か嫌な予感がしてきて、シャッター側の内幅を計った所・・・入らない!!

これ、ちょっと入らないではなく、合わせるまでもなく全く入らない30mm違い。

やっちまったぁ~

 

設計上の隙間20mmあるので15mm程度ならガイドローラ部分の設計変更で対処できるのだけれど、そもそも入らないでは設計変更による対処はできない。 どこで間違ったか今更考えてもしょうがないけど(シャッター側のミス、作り直しだと型から製作となるので約2か月は必要)、この状況ではシャッターを真ん中より切断し、再接合で内幅を広げるのが現実的とのことで、追加作業となります(FRPはこれができるので作り直しにはなりません)・・・真ん中より切断するので、ポジティブに考えれば最適な幅に調整できて、レール側のハの字問題もある程度吸収できそうな感じです。