反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

40cm球面鏡の製作(その6)

その後、鏡が室温まで冷めたので、艶出しを開始しました。
ピッチは全面当たりが出ている状態で、問題ないと思います。
ただ、鏡が重たい為か研磨圧が高いようで、ストロークがとても重い状態です。
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また、研磨圧も高いのでセリウム切れでピッチが破損しては困るので、1時間ほどこの状態で研磨しましたが、その後は上下逆しして、ピッチ盤を上にして研磨を行いました。
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本日は、トータルで3時間程ですが、鏡周の砂目がだいぶ抜け、中央は鏡周よりも砂目が残っている状態です。砂目が抜けるまで3,4時間かかるでしょうか・・・

砂目が抜けて艶が出た段階で、鏡面の状態が、弱い扁球になってくれるとその後の修正が楽です。