反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

2021-01-01から1年間の記事一覧

冷却CCD回路設計(その5)

A/D変換は16ビットモード(2ByteMode)に変更し、FPGAを書き換えました。 テストSWも16ビットに対応できるよう修正して16ビットTIFFの書き出しができるようになりました。 SI7でTIFF画像のヒストグラムを確認すると0-65535になっているのでOKです。 FT2232D…

冷却CCD回路設計(その4)

3Dプリンタでレンズマウント部分を製作して、Cマウントレンズを付けてみました。 画像の評価もできるよう、テストSWにlibtiffを組み込んでTIFFフォーマットでファイルを作るようにしました。現在8BitモードでA/Dを動作させているのでTIFFも8Bitモノクロで…

冷却CCD回路設計(その3)

前回からの続きで、A/D変換回路周りを配線して、FPGAでA/D変換部分の駆動回路とFT2232Dとの同期回路を作りこみました。(知恵熱が出そうです) 一応、KAF8300のフルサイズ(3326X2504)のベイヤー画像をPCで取得できるところまで進みました。 FPGAで作ったFI…

冷却CCD回路設計(その2)

自作の冷却CCDの設計始めましたをだいぶ前にご紹介しました。 その後、どうなったのか? とん挫してしまったのかなと思っている方も多い?かも知れませんが、ゆっくり進捗しています。 現在のCCD回路の状況です、何が何だか分からないと思いますが、使用して…

M42を市街地で撮影(その2)

その後、M42の総露出時間は約8時間半まで伸びました。 今だPIは使いこなせず・・・2インチコレクターにフルサイズは周辺減光がきついのと、光害カブリが合わさって、フラット補正がうまくいってません。 そこら辺の改善がまだ必要です。 とりあえす、8時間半の…

M42を市街地で撮影(その1)

投稿タイトルを変更して、25cmニュートンでの撮影テストをご紹介します。 これまでの撮影はEOS X7で行っていたのですが、最近6D(天体改造)を入手したので6Dで撮影してみました。 ISO1600で30秒露出のものがこれです。 フルサイズなので周辺減光も強…

短焦点 反射望遠鏡の製作(その11)

EOSに続いて、マイナーなNightScape8300(セレストロンの冷却CCD)を接続します。 NightScapeはM42(P0.75)雌ねじでP2がM65(P1.0)雄ねじとなっているので、両方を接続するリングを自作することにしました。市販リングを組み合わせてもできそうですが意外とお…

短焦点 反射望遠鏡の製作(その10)

昨日は北風がやや強い寒い日でした、月が迫ってきていますが透明度も良さそうなので会社から帰宅後に早々に望遠鏡のセッティングを行い撮影開始しました。 自宅は神奈川県相模原駅近くで市街地の光害が多い状況ですが道路から少し奥まった位置にベランダがあ…

短焦点 反射望遠鏡の製作(その9)

会社から戻って夕食、お風呂入ったのですが 天気がまぁまぁ良いので、撮影してみることにしました。 電動フォーカサになりピント調整が画面を見ながら調整できるようになりました。 EOSX7天体改造カメラ、ISO400 60秒露出 光害フィルタ使用 50枚をDeepSkySta…

短焦点 反射望遠鏡の製作(その8)

赤道儀に搭載してテストしていますが、ケーブル類が絡まるので3Dプリンタで小物を作りつつ整理しました。 仮鏡筒なので3Dプリンタで作った小物の固定は木ねじ(コーススレッド)でズボズボ やっちゃってます。(筒内は突き抜けたねじでトゲトゲしています…

短焦点 反射望遠鏡の製作(その7)

鏡筒内部の黒塗りと架台のクリア塗装を終え、再度組み上げしました。 ボイド管の接眼部部分はマスキングを剥がすときに共に剥がれてしましました・・・ 本日は天候も良く、鏡筒も黒塗りしているのでM42のコントラストは昨晩にくらべ数段改善しました。 M42(ISO…

短焦点 反射望遠鏡の製作(その6)

とりあえずドブは観望ができる状態には組み上がりました。 問題点はまだいくつもある状況です・・・ 筒先の黒いものはスマホをセットしてskysafariで案内してもらうためのものです。 この状態で昨晩テストしてみました。天頂近くでP2+13mmの重さでバランスが崩…

短焦点 反射望遠鏡の製作(その5)

先日のドブ架台の使用感として耳軸の動きが悪かった、ラワン合板とPLAで製作した樹脂板との接触では不十分であったので耳軸回転とフリクションを分離した構造に変更することにしました。 ベアリングで耳軸を受けて、フリクションは耳軸側面に家具スベールと…