反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

40cm球面の製作開始

やはり、精度の良い平面鏡が必要であることが判ったので。
平面鏡を製作することにしました。

やり遂げられるか、ちょっと自信がありませんが・・・・
おや、タイトルは球面鏡になっているよ、とお気づきの方。
タイトル間違いではありません、平面鏡を製作し精度確認するためには、より高精度の球面鏡が必要なのです。

よって、まずは球面鏡を作ります。  あぁ~、気が遠くなる。

なので、鏡の材料が2枚必要になるわけですが、昔に落札した鏡材が2枚あるので、今回はこれを使います。

1枚は、古いパイレックスでオールドパイレックスと呼ばれているものです。
直径41cm、厚み7cmのもので、やや茶色に着色し、気泡も多いものです。
いかにも、昔の材料という感じです。

もう1枚は、OMIのピリ欠けで商品にならない鏡材をオークションで落札したもの。
United Lens製のもので、直径41cm、厚み8cmのもの。

これら、2枚とも厚みが厚いため、いずれ基準面に仕上げる予定にしていたものです。 いよいよ、その時が来たわけです・・・

下の写真が、オールドパイレックス
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研磨機も、40cmが研磨できるように改造しました。
まずは、凹ましなのでダイヤモンドカッターを両面テープで貼り付け、湿式で摺ります。写真にはありませんが、点滴セットで水分補給をしながら自動でひたすら摺っています。
イメージ 2

摺っている動画です。