反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

40cm球面鏡の製作(その7)

その後、作業を続け艶出し作業の総時間は約11時間となりました。
鏡周の砂目はほとんど取れています(ピットがあるみたいですが)が、端から3cm程度内側から砂目が残っており、なかなかとれません。

セリウムを外側より供給しているので遅れているのか、ピッチ盤の中央のあたりが悪いのか、なかなか改善してこないので、フーコテストしてみました。
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私の測定器のフーコ像の読み方は左から光がさしているようにみます。(一般と逆)
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結果は、リング+内側山+山頂火口になっていますね。
このまま進めても改善しそうにないので、25cmのピッチ盤を作って横ずらし研磨でやや内側を攻めることにしようと思います。

まあ、40cmカセの主鏡の時は、初回フーコで収差2mmの放物面方向だったので、球面鏡目標であれば今回の結果は悪くはないですね・・・