反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

40cm球面の製作(その3)

ようやく、カーブ付けが完了しました。
F3の球面鏡を製作するので、深さは約8.9mmとなります。

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作業前より判っていましたが、表面近くに大きな気泡があります。
現時点では、表面に出てきていませんが、かなり際どい深さです。
まあ、出てきたら作業に支障のないように石膏でも詰めてやりましょう。
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こちらは、相棒となる盤ガラスです。
前回40cmカセを製作するときに使用したものです。
昨日、ピッチを削り落して綺麗にしました。
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この後の作業は、盤ガラスと摺り合わせしながら、研磨砂を徐々に細かいものに替えていきます。
カーブ付けは若干中央が深くなっているため、通常とは逆に盤ガラスを上側にして#80の砂(カーボランダム)で全面当たりがでるまで作業します。
その時点でF値がおおむね決まりますが、まあF3程度ということで正確に合わせこみは実施しません。