反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

真空蒸着装置

蒸着テスト

昨日、手配していた38Sqのキャプタイヤケーブルが到着していました。 本日は会社終わってからホームセンターに出向いて丸端子を購入して、電流導入端子とインバータ直流電源との接続を行い、その勢いで蒸着テストを行ってみました。 まずは、接続したケ…

電流導入端子組み立て

テフロンシートからワッシャをコンパスカッターで切り抜きました。 シートは柔らかいので、簡単に切り抜くことができました。 製作したテフロンワッシャー、購入品のテフロンスリーブ、Oリングで銅端子を絶縁します。 Oリングはチャンバー内側に取り付けま…

電流導入端子(その1)

蒸着フィラメントを加熱するための大電流端子を作るために直径25mmの銅丸棒を調達しました。 今後、多目的に使えるように5端子にすることにしました。 この丸棒を旋盤で加工して、端末にねじを切ります・・・が、うまくいかないので 結局、ダイスで雄ねじ…

部品取り付け

今年最初の工作は、真空蒸着チャンバーへの部品取り付けです。 フランジを追加工して、ビューポートや回転導入を取りつけます。 これらの追加部品はOリングでシールされます、溶接ではないので問題は発生しませんでした。 回転導入は2箇所です(蒸着フィラ…

リーク箇所探し(その7)

本日は、リーク箇所探しの続きです。 作業手順は、スクロールポンプ+TMP+チャンバーで構成。 ガイスラー管はスクロールポンプ側、クリスタルイオンゲージとサーモカップルはチャンバー側に取り付け、スクロールポンプの到達圧力付近で、パーツクリーナ…

リーク箇所探し(その6)

チャンバー側に真空度測定のセンサを取り付けるため、NW40のフランジを丸棒より削りだすことにしました、フランジは溶接でJISフランジに取り付けします。 フランジを削りだしたところです、この後溶接しました。 溶接も1っ回ではうまくいかず、リーク…

リーク箇所探し(その5)

その後、全周溶接を行いリークテストしたところ、前回までカニ泡をふいていた部分のリークは止まったのですが、反対側3か所があらたにリーク・・・ 反対側半周を再度リュータで削り落として再溶接。 今度は、完全にギャップが開いた状態での溶接となったので、…

リーク箇所探し(その4)

前回投稿から大分たちました・・・ その間に、双望会に参加するために、機材の点検、部品製作をしていました。 真空チャンバーの方は、リーク探し(その3)でご報告している補修方法で作業していました。 溶接パワーアップのため300AのTIGの中古機をG…

リーク箇所探し(その3)

4箇所目のリーク箇所の補修に苦戦しています。 この4箇所目の場所はチャンバー底中央にあるチャンバーの構造部材と兼用のポートなんですが、チャンバーとの接合部の形状が不適切であったため、チャンバーと構造部材との隙間が空気たまりになってしまう構造…

リーク箇所探し(その2)

本日は、加圧法で、怪しき場所をシャボン液で調査を実施しました。 チャンバー本体では、底のフランジ付け根で蟹泡が発生し漏れを確認できました。 昨日のガイスラー管+洗浄スプレーでも反応があった付近です。 この写真の中央のフランジの時計でいうと11時…

リーク箇所探し

粗引きポンプの真空到達に達していないということは、どこかで空気漏れ(リーク)しているということになりますね。 ガイスラー管を使って、漏れ箇所に洗浄スプレーを吹きかけると放電色がピンクから青白くなって圧力も低下していきます、というところまでは…

真空蒸着装置製作再開!!

望遠鏡製作と両立が難しく長らく製作中断していた真空蒸着装置の製作を再開しました。製作は中断していましたが、必要と思われる部品類の調達は継続しておりましたので、概ね必要なものは揃っているところです。 チャンバーも約10年眠っていましたから、薄…