反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

電流導入端子組み立て

テフロンシートからワッシャをコンパスカッターで切り抜きました。
シートは柔らかいので、簡単に切り抜くことができました。
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製作したテフロンワッシャー、購入品のテフロンスリーブ、Oリングで銅端子を絶縁します。 Oリングはチャンバー内側に取り付けます。
組み立てたものが下の写真です。
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横からみたところです。
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電流導入端子の組み立てが完了したので、チャンバーに組み込み真空度の確認を行いました。
前回と同程度の3.8E-3Paまで到達したので、電流導入端子からのリークは問題なさそうです。

この後は、蒸着テストに入ります。
まだ、蒸着用フィラメントは調達していないので、TIG溶接用の純タングステン電極Φ1.2mmで代用してみます。

直流電源に直接タングステン電極を取り付けて、大気中で通電したところ85A程度で明るく赤熱して酸化が始まります。
電源は200Aまで通電できるので大丈夫そうです。
配線用のキャプタイヤケーブルを手配しているところなので、入手次第いよいよ蒸着テストです。