反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

再度、光軸調整!!

本日の作業は、まず副鏡周りを分解してアスの原因がないか確認です。
また、接眼部からレーザで基準の光軸を設定し、主鏡の光軸を調整するには
副鏡ユニットが邪魔なので取り外します。

今回の光軸調整手順は
①接眼部に、レーザコリメータを突っ込み、光軸基準を設ける。
②主鏡の曲率中心と①の光軸を合わせる。
 (LEDのピンホールを主鏡曲率中心のフーコテストする位置に置いて、①とピンホールと焦点像を
  重ねる)
③ここまでで、接眼部と主鏡の光軸は出ているので、副鏡ユニットを取り付け、副鏡中心に①が来
 るように、トラスを調整する。
④バッフル先端にターゲット(①が透過するようピンホールあり)を貼り、副鏡の反射スポットが
 ターゲットのピンホールに重なるように副鏡を調整する。
・・・・完了
レーザコリメータに使用しているレーザポインタのスポットが丸にならないのと、平行光に調整
できなかったので、レーザポインタはやめて、FA用のレーザ光源を急遽組み込みました。
午前中はコリメータの改造で終了、午後より光軸調整開始しました。

副鏡を分解すると、副鏡の貼り付けがずれていることが判りました。
副鏡が副鏡バッフルに当たっていたようです。・・・・これが、アスの原因だと良いのですが・・・
イメージ 1

・・・副鏡がバッフルに当たらないように、張り直しました。

午前中に改造した、レーザコリメータです。
さすがFA用の光源だけあって、スポット像は回折像かつ平行(遠くでもスポットが大きくならない)
イメージ 2


こんな感じで、主鏡の光軸を調整しました。
奥の椅子に貼り付けてあるターゲット中心に、LEDのピンホール光源があります。
イメージ 3


ターゲットを拡大した写真です。
イメージ 4


副鏡の中心は、副鏡にターゲットを被せて、調整
イメージ 5


何だかんだで、15時には光軸調整を完了し、ベランダにセットアップ完了
あとは、夜を待つのみ・・・・ちょっと、散髪へ行ってきま~す。