現在作業中の鏡のテストを実施している風景です。
奥から①50cm平面鏡、②研磨中の副鏡、③研磨完了の主鏡、④自動フーコテスタ(RFT)です。
写真では、副鏡もめっきしてありますが、部屋を暗くすれば無めっきでも測定ができます。
測定したら副鏡を外して、目標から外れている部分を研磨して再度取り付けて測定するを幾度も繰り返して、目標に近づけていきます。 副鏡の脱着で光軸が少しずれるので、RFTのターゲットに映ったポイントが毎回同じ位置に来るように遠隔で副鏡の光軸を調整して、測定を実施します。
副鏡のホルダ部分です。 ビニールテープでホルダに副鏡を固定していますが、フォルダにネオジ磁石が埋め込んであって、光軸調整用の3本のM3ねじにくっつくようにしてあり、脱着はホルダごと外して、ビニールテープを剥がして副鏡を取り外します。
取付時は、逆順でホルダに副鏡をビニールテープで固定して、フォルダごと光軸調整用のねじに合わせれば磁石でくっつくといものです。
これで、大きく光軸を狂わすことなく副鏡の脱着ができるようになりました。