反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

再光軸調整の結果!!

日が暮れるまえに、付近の風景で確認したところ、焦点付近前後でアスの症状がまだ残って
いましたので、副鏡が主原因ではなかった様です。

夜までの間、ネットで「アス」を検索して手がかりを探していたところ
「北風と太陽の惑星日記」の中で宮古島50cmカセの光軸調整で焦点付近のアスについて
記述が見つかりました。この望遠鏡は富士オプティクスの田口さんのグループが製作した
望遠鏡で、光軸調整で苦労された調整の経過がブログで語られたもので、主鏡の支持構造が
私の40cm(25cmも同じ)中央支持のみの方法で、その望遠鏡のアスの原因は
主鏡の中央支持の締め付けをソフトにして解消した内容でした。

・・・・私も、中央支持の固定リングを手で思いっきり締めこんでいましたので。
このブログを読んで、ハットしました。
早速、中央リングを緩めると・・・・アスの症状が消えたように見えます。

・・・日が暮れて、星が出るのを待っていましたが、あいにくの薄雲で肉眼では見つけられません。
何とか、アルクトゥルスを導入して、焦点前後を確認しましたがアスは消えていました。
光軸の状況は、昼間の調整で大体合っており、副鏡の陰が若干寄っているかなぁ~程度でしたので
主鏡側で調整を行いました。

この状態で、焦点前後は星像が割れることなく素直な焦点像なのですが、焦点付近はシーイングの
影響で星像がバラけるのでそれ以上で光軸が合っているかの最終判断はできませんでした。
また、条件の良い日に再確認したいと思います。 ・・・・とりあえす、一安心です。


↓アス症状の時の土星
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↓アス解消後の土星
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