反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

ファーストライト??

昨日は、濃厚な作業で疲れました・・・・

まず、副鏡の電動フォーカサの制御プログラムを自作GOTOに組み込む作業を行った後に
鏡筒側の配線を行いました。

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一応、副鏡の前後位置をmm表示できるようにしました。
副鏡の位置を決定するために、原点センサーを取り付けてありますが
取り付け位置が悪く、副鏡の後退側のストロークが短くなってしまうので
一時、取り外し後日、副鏡ハウジングの外側に取り付けることにしました。

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副鏡周りの作業を終えて、ベランダにセッティングを行いました。
鏡筒取り付け治具を使用し、何とか完了。

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夜・・・いよいよ・・・めっき後の鏡ではファーストライトとなります。
アルクトゥルスを視野にいれて(まがGOTOのデバックできていないので手動で・・・)
焦点内外像で、光軸調整を追い込みました。

焦点内像です
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焦点外像です
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そして、収差量を判断するのにロンキー ・・・・ 副鏡研磨時のリングがぁ~
まあ、全体的には真直ぐ??(まあ、こんなもんでしょうという感想)
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次に火星を視野に入れてみると、な!なんと火星が2個見える??
これは、火星の焦点内外(焦点付近)ですが、火星が内外像で2重像になっています。
アスが発生しているものと思いますが、原因調査はこれからです。

今度は、土星を視野に・・・・焦点が合っていればこの程度は(シーイングも悪かったし・・・)
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ということで、当面は火星が2重にも見えてしまうアスの原因調査です。
ロンキー像も内外像も大きな乱れはないのですが、焦点直前でこのような現象になります。
主鏡と副鏡との芯ずれであれば、軸外し的な像でコマ収差的な星像になると思っているのですが・・・
芯ずれではないとすれば圧迫?主鏡はセンター固定、副鏡は両面テープ3点張りなのですが??
鏡面自体にアスがあったのか、フーコテストや、フリンジテストでも心当たりはないのですが・・・

焦点内像の内側(副鏡の陰)に角が対角で2箇所、上の写真でも見えるのですが、そこを基点として
2重になります、なんだろう・・・・

という状況で、心当たりは現在の所ないので、色々と調査やシュミレーションが必要な状況に
なってしまいました。