鏡周のターンダウンが一進一退でどちらかというと後退ぎみで改善しません。
小ツールだと内側が掘れる傾向が強いので放物面傾向に進み、修正で鏡周を攻めるとダウンしがちです。
球面鏡はじっくりと仕上げるつもりなので、ここは基本に戻り
全面研磨に戻ることにしました。
艶出しで使用した盤は当たりが悪いので、作り直しします。
球面の場合は扁球面より球面に向け作業をしますので、全面研磨で扁球面になるようなピッチ盤ができれば都合がよいわけです。
球面付近から扁球面にするには中央にくらべ鏡周のほうがよく削れるようにすればよいので、ピッチ盤は中央に向かってブロックの密度を少なくするようにすれば良いことになります。
そこで、新たに返球面になるパッドを製作することにしました。
今日は、6mm厚のゴム板を切り抜いて、シリコンパッドの母型を製作しました。