ここ2日の作業状況です。
全て作ったわけではなく、過去試作等のジャンクを利用しつつ、足りない部分となる赤色部品を3Dプリンタで出力し、ブレットボードにジャンパーで配線し、デバック完了したところです。
最近は金属を加工する工作はめっきり減少して、もっぱら3Dプリンタで出力した部品を使用しています。強度的に問題ならない所はこれで十分です。
設計は2DCADで行い、DXFにて出力、FUSION360で取り込んで3Dに仕上げて、CuraでGコード出力し3Dプリンタで出力の流れです。
所で、何を作っているのかというと・・・望遠鏡の主鏡と副鏡を組み合わせて総合的に鏡の出来具合を確認する作業で使用する治具です。 副鏡を赤い部品の丸い部分に取り付けて、光軸をリモコンで調整するたものものです。
副鏡の動きは
①前後、②左右、③上下、④チルト上下、⑤チルト左右
です。 チルト左右にモータ2個使用するので合計6個のモータを使用しています。
手作業に調整しても良いのですが、人が近づくだけで床がたわんで測定結果に影響を及ぼす微妙な検査なので、人は動かないで調整できるようにしてみました。
完成したら、順次検査の作業に入ります。