銀蒸着の条件テストの続きです。
前回は、Al2O3(アルミナ)膜をAg(銀)膜の下地で実施しようとしましたが
Al2O3の純度の問題かで、ピールテストでのAg膜の密着はNGとなりました。
Ag膜がガラスとの密着に問題があるとすれば(まだ、確認には至っていない)
下地の材料に何を使用するのかが課題となります。
一方、Al(アルミ)膜であれば直接ガラスに蒸着して、密着はOKとなっています。
よって、AL膜をAg膜の下地にしたらどうなるのか? ということです。
金属対金属との接合なのでくっつくでしょうか・・・・
そこで、今回は
Al膜を下地として、Ag膜、SiO2膜の3層構成で蒸着テストを実施しました。
蒸着上がりのテストピースです。
毎度の、テープピールテストを実施します。
テープを張り付けて、一気に剥がします。
おお~、OKです。
Ag膜が剥がれていません。
一応、Agで密着させる条件の一つが見つかったところです。
次は、そもそも下地が必要なのかを確認します。
あと、反射率の確認もしないといけませんね。