反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

短焦点 反射望遠鏡の製作(その6)

とりあえずドブは観望ができる状態には組み上がりました。 問題点はまだいくつもある状況です・・・

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筒先の黒いものはスマホをセットしてskysafariで案内してもらうためのものです。

この状態で昨晩テストしてみました。天頂近くでP2+13mmの重さでバランスが崩れることや、水平がゆるいなどいくつかの問題が出ています。 天候的には薄雲が残っておりぼんやりした空でしたがP2用のカメラアダプタも到着していましたのでEOSで試写してみました。

 

二重星団です。(ISO3200、0.8秒)、JPGで撮影(未処理)

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眼視でも同じですがコマ収差は感じませんでした、P2がしっかり仕事してくれています。(私、乱視がや強いので裸眼だと点にならないため写真で確認)

続いて、プレアデス。(ISO3200、0.8秒)、JPGで撮影(未処理)

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良い感じで、画角に収まります。

シリウスでは。(ISO3200、0.8秒)、JPGで撮影(未処理)

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端っこでも問題ないです。

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とりあえず、鏡筒に大きな問題はなさそうなので分解して黒塗りします。

主鏡も銀めっき評価してたもので早々に劣化してしまっているので再めっき(アルミ)で見るのが楽しみです。

ちなみに、劣化した主鏡表面の状態。

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早々に剥離しました・・・アルミ下地なので簡単に剥離できます。

銀は溶けないので残ります。

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そして、アルミ蒸着です。

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明日も、時間が取れたら黒塗りの続きを行います。