反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

M42を市街地で撮影(その1)

投稿タイトルを変更して、25cmニュートンでの撮影テストをご紹介します。

これまでの撮影はEOS X7で行っていたのですが、最近6D(天体改造)を入手したので6Dで撮影してみました。 ISO1600で30秒露出のものがこれです。

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フルサイズなので周辺減光も強くなってきました。右下が若干ですがスケアリングが合っていない感じですが四隅まで丸い星像でP2はしっかり仕事をしてくれています。

これを約260枚撮影して、バイアスフレーム、フラットフレームを撮影して処理を行います。フラットフレームはライトフレームと同条件にて曇り空を撮影したものを使用しています。

処理は今までDSS(DeepSkyStacker)でフラット補正+スタックしてSIやPSで処理していましたが、PI(PixInsight)での処理がよさそうなのでトライアルライセンスでお試ししてみました。

PIの使い方は、蒼月城さんのYouTubeを見ながらの操作ですので、まだ慣れていません。処理作業もまだうまくできていないのと総露出時間が2時間ちょいなので市街地の撮影としては総露出も全然足りていないのですが、どのように画像処理されるのか確認してみました。 フラットが合わないので周囲トリミングしないと駄目なのですがとりあえず仕上げたものがこちらです。

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無理やり強調しているところもありますが、分子雲もあぶりだすことができています。

処理時間の方はスタック完了まで3世代8スレッドでは6時間程度かかる感じです、なんだかんだで半日かかっています。

でも一晩の撮影データからここまで処理できれば現段階では満足です。

PIも正規ライセンスを購入すると思います・・・

輝星の光条が長いですね・・・