大変ご無沙汰しておりました、あまりにも期間が空いてしまったので、ブログの記事の書き方も忘れて怪しい状況です・・・
その間、研磨作業の方はゆっくりですが進捗しておりまして、概ね以下の作業経過をたどっています。
1.主鏡の艶出し 19年9月23日頃(前回記事)
2.主鏡の修正研磨 19年10月27日~19年11月24日(初回)
19年12月 1日~20年1月21日(再作業)
3.副鏡テスタの研磨 20年2月16日(1日で完了)
4.副鏡の修正研磨 20年2月26日~20年3月29日
現在のところ主鏡及び副鏡ともに単体の検査ではOKレベルなのですが、実際に望遠鏡として組み上げた条件での合成検査を実施して問題なければ完了となります。
合成検査を実施する場合、主鏡検査の精度が副鏡よりも高いことは過去経験より判っているので、合成検査で落第となる場合は副鏡側で修正します。 ということで、主鏡は鏡面にアルミ蒸着を行ってしまっても作業上の問題はないので、今日明日には実施の予定で準備中です。
自宅で蒸着を実施しますが久々に稼働するので、まずは空運転で蒸着できる真空度に到達するか試している所です。 実は、真空引きに1時間程度必要となるので、その合間に本記事を書いています。
・・・ぼちぼち、8.5×10E-3に到達したので蒸着装置の真空度は問題なさそうです。
約1時間40分かかりました、若干到達までの時間が伸びましたね。
ブログ記事の方も、前回記事のところまで遡って順次追加していきますので、お待ちください。