反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

望遠鏡のドーム製作(その20)

今日は午後からの作業となりました、まずはブルーシートをめくったところです。

前回の作業は、スリット背面の塞ぎを行ったところです。 本日はあまり作業時間が確保できないのでスリット部分のツッパリ棒の取り付け位置変更と、スリットの前部分の部分的に塞ぐ作業までとなります。

ブルーシートは青いロープで引き寄せられるようにしたので、裏に回り込まなくともシート掛け作業ができるようになりました。

 

・・・で、作業風景の写真なして、本日の作業終了写真です。

ツッパリ棒の2本をシャッターアーチの内側に移動して取り付け直ししています。 これは、この後にシャッターレールの取り付けの際に干渉しないようにするためです。

スリットの前部分の下の方を塞ぎました、過半球ドームの中心よりも少し上まで塞いでいます、シャッターの長さを必要最小限にしとかないと天頂観測時にシャッター全開でもかぶってしまうからです。 このシャッター開け代を確保する対策のため過半球になっています。

スキンが浮いているところがあります。 上のスキンが浮いているのと、下のスキンが沈んでいるのと半々の状態で、修正には接着したエポキシを切り離す必要があります。 マルチツールの刃を隙間から差し込んで切れそうなので次回試してみます。

スリット部分はスキンを張っていないためスカート部分が欠けています。 この部分は、次回の作業で余ったスキンを細長く切り出して張り付けします。

足場が不十分なのでドーム上部の作業が不正確というか雑な仕上がりなので、その部分の手直しで時間がかかりそうです。 エポキシとFRPの接着も信頼に欠ける状況で、衝撃で剥離しそうな予感がします。