反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

望遠鏡のドーム製作(その10)

シャッターレールのFRP作業も完了したので、屋根上の作業に戻りました。

ドームベースの側面に4mmのべニアを張り、天板部分の雨の流れをよくするために傾斜を設ける板を付けて、その先端に水切り金具を付けて、それからガラスマットを2プライ積層した所です。 ドームベースの部分は、FRP積層はまだですが、濡れて合板がふやけないように、樹脂(ノンパラ)のみ塗ってあります。

天板部分はFRPで防水と決めていたものの、直接積層すると凸凹になりやすいので、見た目良く仕上がらないのではと、うだうだしていましたが、考えていても時間ばっかり経ってしまい、結局直接積層しました。 凸凹が気になる場合はパテ埋めします。

積層するガラスマットが水切り金具の直角部分にうまく沿うか心配しましたが、ローラでゴリゴリしごいたら、それなりに馴染みました。

水切り金具の折り返し部分は、樹脂不足で気泡が残っていますが、樹脂の硬化が早いのでそこまでは手が回りませんでした。FRPが板金から剥離しても板金の折り返しを超えて水が浸入することはないかな?

晴れ間の合間の作業なのですが、最近風が強くてガラスマットを張るのが一苦労でした。

作業を終え、また雨が降るので、シート養生して本日の作業終了です。

シートの中央には水が溜まらないように穴を数か所開けて排水できるようにしています。(台風2号は、この状態で乗り切りました)

次回は、ドームベース部分のFRP積層作業となります。

それが終わると、いよいよドーム部分の作業に取り掛かります。まずは円弧状のリブを大量にルータで切る作業が待ってます。(合板24枚分くらい)

合板は既に確保していますが、価格は高止まりですね。

この調子だと、夏場に地獄のリブ切りを行って、秋頃にドーム組立でしょうか・・・

一気に組立ができるよう、下で段取りしておきます。気候が良いときにドーム組立したいですね。(熱い、風強いは避けたい)