反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

動作テスト中間報告(その2)

前回はエンコーダの位相計数モードを逓倍なしでやっていましたが、今回は4逓倍でやってみました。
最初から4逓倍にしなかったのは、レーザエンコーダとはいえ、A相、B相の位相が90度ではなく約95度くらいにずれているため4逓倍ではパルス間隔がそろわないために見送っていましたが、4逓倍にすれば約0.25秒ごとに制御されるので、PEがさらに減少できる見込みがあり、何とかしてみることにしました。

位相ズレの問題は、IOポートの状態を読み取ってA相、B相のレベルを確認することで4通りの補正値を使い分けるプログラムに変更しました。

この状態でテストしてみたところ、PEを約±0.5秒角程度まで減少することができました。
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