反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

上側チャンバー

やはり、鏡の回転機構を組み込むと平たい上蓋では鏡と蒸着フィラメントおよびプラズマ電極との距離が近すぎるようなので、当初の計画の上側チャンバーを復活してみることにしました。
上部のポートと補強リブの溶接が未完了のままであったので、溶接作業に取り掛かりました。
ここまでの溶接はポータブルの溶接機で最大130Aでしたが、今回は昨年9月に入手した最大300Aの溶接機で作業です。リブは10mm×50mmのフラットバーで溶接電流は200Aで行いました。200Aだと負荷率100%でかつ水冷トーチのため熱くならないので、連続で作業ができます。

ポータブルでは何とか溶けた状態での作業で時間がかかっていましたが、200Aであれば楽々作業で仕上がりも綺麗にビードに光沢が出ます。
約3時間程の作業で、リブの取り付けは概ね完了しました。

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この後、フランジを溶接し、Oリング溝を磨いてから気密テストを行います。