反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

望遠鏡のドーム製作(その1)

明けましておめでとうございます。

年始、気持ちも新たに作業始めです。

2.8mドームの製作記録のブログです。

本日は、観測室のパネルを屋根に揚げて組上げるまでの作業を実施します。 本来は2日工程で計画していたのですが、諸般の事情により、1日で出来る所まで進めることとなりました。

まずは、2X4のパネル枠は組立済みなので、カット済みの構造合板を張る作業を実施し他後に、貼り終えたパネルをベランダに出したところです。

これを、屋根に揚げるのですが、担いで脚立を登れる大きさ重量ではないので、チェーンブロックで吊り上げつつ引き込む作戦です。

屋根上作業なので、命綱用の屋根フック、写真にはありませんがハーネス着用して転落しないようにします、作業中もテンションをかけながら作業をするので安心感があります。(クライミングに近いロープ使い方)

ドームの中心ははサッシ窓中心に合わせて設置するのでサッシ中心から屋根へ中心を移して、屋根の端からの寸法を確認して、反対側は屋根の端からの寸法追いで中心を出しました。

壁の仮土台を設置しました、スレート瓦面を浮かして引き込めるようにすることと、壁の転倒防止の仮固定をするために使います。屋根反対側も同じように準備しました。

チェーンブロックを架けるタワーを設けました。12F材では高さが届かないため2X4材を継ぎ足して1mさらに高くしています。

東西パネルをチェーンブロックで引き揚げます、操作は屋根上で行いました。 吊り位置はパネルの重心よりも下側で吊って屋根上に引き込みやすいようにします。

引き続き、南北パネルを吊り揚げます。屋根上での引き込みしながら吊り揚げ作業は、余裕がなかったので写真撮れてません・・・。 東西パネルは屋根勾配に合わせて逆V字形状なので傾くと3点支持になって倒れません、屋根の棟を跨いで東西パネルを持って移動できるので、まだ楽なのですが、南北パネルは屋根傾斜の下に向かって移動させていくので、パネルと共に落下しないよう、屋根上移動中もチェーンブロックでテンションをかけて滑り落ちないよに注意して作業実施しました。

パネル4面、無事に屋根上に揚げる作業が完了し、パネル同士を75mmコーススレッドで連結したところです。 この時点で3時半頃で、雲も出始めたところです。 日没まであとわずかしか時間がありません。 

ドームリングの受け部分を仮固定して、本日の組立作業終了です。

仮天板を張ってシート養生する所までが一区切りなのですが、やはり1日では時間が足りませんでした。 7日の土曜日の雨/雪予想は心配ですが止む無し・・・。

吊り揚げに使った、タワーを解体して、後片づけを行い終了。

一人作業で、作業手順と安全確認(危険予知を頭の中でグルグル回します)をしながらの作業なので、時間が足りていなかったのですが、ドーム製作で一番の難所(重量的に)を超えられたので、後は前進あるのみです。 ・・・只今、全身筋肉痛・・・先のバイクもそうですが、年齢的に今後の体力の衰えを考えると、今が最後のチャンスと考え完成までたどり着こうと考えています。