今週は炉蓋と炉底を作るために断熱レンガをモルタルで接着する作業を行います。
断熱レンガはイソライトのLBK-23を使用しているいので専用のモルタルとしてイソライトモルタルSAS-Dを使って接着します。
先週ですが、事前テストでレンガ片どうしをモルタルで接着して室温乾燥後に接着強度を確認したところ接着面では容易に割れない程度には着いているようです。 所定の強度を出すためには加熱する必要があるのですが、炉が完成するまでは加熱することができないので接着後も丁寧に扱うことにします。
モルタルは含水量35%(重量比)とのことでモルタルと水を混ぜ合わせます。
作業時間は2~3分と短いのですが、練ったモルタルが硬化する時間ではなく、モルタルをレンガに塗ると水分がレンガに吸われて乾いてしまうまでの時間が作業時間のようです、この作業時間内にレンガどうしを貼り合わせる必要があります。レンガは濡らさずに作業します。
すこし乾いてしまった場合は霧吹きで水分補給して張り合わせを行いました。
平らな板(10mmアルミ作業板)の上で接着作業を行います。
目地部分からはみ出したり溝ができたりした部分はモルタルを追加してすりこみました。
2時間くらい放置して外周をバンドで締め上げて縦にして乾かします。
同様にもう一枚製作して完全に乾燥するまで放置します。
次回は、ステンレスバンドの加工を行う予定です。