反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

ドライブシャフトブーツ交換!!

注文した、ブーツが到着しました。
中身は、ブーツ、接着剤、グロメット(大小)、バンド(大小)、グリス、加熱シートです。
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まずは、ジャッキアップして、馬をかませて安全に作業できるようにします・・・
交換前の切れたブーツです・・・・漏れたグリスでタイヤハウス内はグリスだらけです。
右側ブーツは完全に二つにちぎれていました、左は亀裂が入って少しグリスが漏れている状況
両方とも交換します。
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切れたブーツを取り外します。
これは、バンドのカシメ部分を開けばバンドが緩むので、バンドの薄い部分を
ニッパー(大)で切って外します。
その後に、ブーツを縦に切開して、ドライブシャフトから外します。
↓外れたブーツです・・・
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ドライブシャフト及びジョイント内のグリスをふき取り、パーツクリーナでグリスを
洗い流して、綺麗にします。
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続いて、ブーツを被せる準備です。
新しいブーツを開いて、はめ込み溝に接着剤を充填します。
充填したら、はめ込み部分にグリスなどが付かないようにシャフトに被せ、勘合します。
余分な接着剤を押し出すように、しっかりと勘合させたら、過熱シートを勘合部分に貼って
加熱します。(袋から加熱シートを取り出すとすぐに発熱します・・・熱いです)
↓この溝に充填
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8分以上加熱したら、OKですが8分待つのは暇なのでその間に反対側のブーツ交換を進めます。
↓融着されたブーツです。
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ブーツの接着が完了したら、軸側にグロメット(小)をはめてバンドで締めます。
ジョイント側は、ジョイント内に付属のグリスを充填して、同様にグロメットをはめて
バンドで締めて、完了です。
↓交換完了したブーツ
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以上、無事にブーツ交換が完了しました、両側で約2時間半。
手と工具はグリスだらけです・・・・