反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

シュリーレン

以前、40cm主鏡を研磨した時に、ほぼ球面に近づいた段階で
シュリーレン撮影(Schlieren Photography )をしてみた時の写真です。

この写真は、手のひらで温まった空気が立ち昇る状況が映し出されているもので
です。

何で見えるかというと、温まった空気は密度が小さくなり、周囲の空気との密度差により
光が少し屈折することを検出しています。

鏡筒内の温度順応とか、上空のジェット気流とか、建物の熱気とかにより空気密度の差によって
光が曲がるために、望遠鏡の見え味が大きく影響を受けているわけですね。

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