反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

そろそろ次期望遠鏡の構想を考えてみるか・・・

最近、色々メーカ品の望遠鏡をネットで見てみると、駆動方式はダイレクトドライブに
なってきているんですね、ASAとかPlaneWaveとかデモ動画を見ると導入スピードが速っ!!
モータを減速せず直接駆動しているんですから、動きは早くできるのですね。
ミサイル追尾もできそうな速さです・・・


色々みていると、ダイレクトドライブを自作して経緯儀に組み込んだ事例もあります。
モータの製作記事も簡単に紹介されていますね。

次期望遠鏡の架台はダイレクトドライブにしてみたいな・・・
たぶん、こんな感じのモータになるかな・・・・

イメージ 1


THKのクロスローラーベアリング(内径300mm)は2個手持ちがあるので
これをベースにモータ製作すればよさそうです。
ダイレクトドライブの難関は、回転角を検出するためのエンコーダです。
減速していないので、エンコーダもダイレクトに高分解能が必要です。

100PPS相当の制御とすれば
24×60×60=86400秒/日
86400×100=8640000PLS/1回転
エンコーダ直径300mmとして
300×3.14/8640000=0.0001mm/PLS
0.1μmの分解能・・・・

eBay探してみました・・・・ありました
イメージ 2

ハイデンハインのリニアエンコーダです。
スケールはスチールテープもあるので、両面テープでホイルに張れば良いみたいです。
・・・スケールテープもありましたが・・・高っ・・・2mでいいんだけど。
スケールテープは20μmピッチで、センサーヘッドの出力は2相サイン波
後にあるシリアルコンバータなるものはインターポレータで256逓倍した
A/B相パルスを出してくれるものらしいです。
よって、20μm÷256=0.078μmの分解能・・・OKでしょ。

センサヘッドはポチしてみました。使えそうだったらスケールテープもポチしないと・・・