反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

短焦点 反射望遠鏡の製作(その1)

アニーリングの条件出しの二回目は560~500℃を200時間で行うプログラムを先週開始しましたが約10日かかるので出来上がりは週明け水曜頃の予定です。(現在510℃)

その間、暖かい快適な工作室で約F2.8の25cm反射鏡を使ったニュートン式望遠鏡を組み上げることとしました。 鏡筒はボイド管と合板を使用した簡単な構造で製作し、斜鏡周りは3Dプリンタで製作しています。

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主鏡セルと底板部分の大まかな加工が終わった所で主鏡を固定する部分をどうしようか考え中です。斜鏡ホルダとスパイダーの付け根は3Dプリンタで製作しました。 F2.8だと斜鏡も大きく100mmの斜鏡を使用します。 短焦点の場合はコマコレクターを使用するので鏡筒からの引き出しを大きくするため斜鏡も大きくなってしまいます。

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斜鏡は偏芯で配置していますが100mm必要となります。コマコレクターはP2で接眼部はFTF2015です、一体型のSIPSが良かったと思いますが後々予算があれば交換するかもしれません。

スパイダーはダブルスパイダーで斜鏡の回転振動を抑制効果がシングルよりも高いです。(スパイダーのテンションを高くしなくても良くなります)