25cm研磨の方は、1枚研磨終了しました。
f=1385mm、F=2.77です。
鏡面精度は、数値上は今一つ・・・73%付近でまだ削りしろがあるので、その分で
内側を均せれば内側のオーバー分を戻せるのですが、だいたい失敗します。でこれはこれで眼視確認した上で判断します。 もう少し早く73%付近の修正を進めればよかったのですが・・・
現在、研磨は2枚目に入りました。 扁球から放物面よりに荒く修正しているところです。
そんな合間に、孫用望遠鏡を用意するとのことで、これを購入しました。
新品望遠鏡セットを購入するのは、これが初です。
ちょっと、型落ちですが114mmのNドブです。
購入してそのまま渡すのも何なので、面精度確認してから修正研磨しました。
10cmクラスですがF4なので、修正も結構厳しいです。期限も2日以内に発送しないといけないので波面精度で1/4達したところで終了し、蒸着仕上げて再組立て。
テスト時は40cmカセの赤道儀に載せて眼視確認です。
やっぱりN式の結像はシャープですね。 5倍パワーメイトで倍率上げても破綻しないのでOKとしました。
修正前の状態・・・鏡周側の放物面化が不十分でした。(面艶は良いです)
修正後の状態・・・・やや、やりすぎ感がありますが鏡周は放物面(オーバ)となりました。 これも、中央側の修正が鏡周に比べ遅れたのに対して、中央側の挽回が追い付かず、鏡周側がオーバとなり全体で折り合い付けて終了パターンです。
鏡周側の精度が改善した分、見え味はシャープになりました。
アイピースはSVBONYの4本セットを付けました。