反射望遠鏡の自作状況のブログ

望遠鏡のネタを中心に自作などの状況をご紹介します。

CCD回路設計

ピッチ研磨作業に入るまでの間は、CCD回路設計に取り掛かる準備を行っていました。

今回新たにといっても中古ですがデジタルオシロを導入しました。 ボタンが一つ壊れていますが、問題なく使用できています。 

今まで使用していたオシロは200MHzアナログなので単発現象を観察するのが難しかったのですが、デジタルになったので記憶された波形を計測できるよになりました。

CCD駆動回路は駆動信号のタイミングをアライメントする必要があるので500MHzのものを選定しました。 

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現在の構想ではFPGAで制御してPCとの通信はFT2232DかHで、CCDは8300、ADはAD9826、ドライバはDS0026(ディスコンですが類似品あり)を使用し各回路の検証を進めているところで、すでにFT2232とのやりとりするWindows側S/Wの検証は完了(FIFOモード)。 ・・・多種電圧が必要なので工夫したいところ。

単純にフルフレーム撮像して吐き出すていどであればFPGAのみで動かすことができる見込みです。 そうそう、FPGAはALTERAのEP2C5T144C8です。